来週も残暑続く 全国に高温に関する早期天候情報

日本海側の各地は、きのう2日から記録的な高温が続いている。3日(木)の最高気温は、新潟県三条市で40.4℃、同県胎内市40.0℃、同県上越市大潟区で39.5℃、同県上越市高田で39.3℃、山形県鶴岡市鼠ケ関で39.1℃など(午後2時半まで)、北陸や東北の日本海側を中心に猛烈な暑さに見舞われた。

高温続く

 あす4日(金)も全国的に気温が高い見込み。35℃以上の猛暑日地点は少なくなる予想だが、北海道でも30℃を超える所があるなど、湿気が多く蒸し暑い地域が多くなりそうだ。

高温の関する早期天候情報。出典:気象庁HP

週末以降も平年より気温の高い地域が多く、特に北・東・西日本と奄美は9日(水)ごろから、沖縄は12日(土)ごろからの5日間ほどは、かなり高くなる見通し。  このため、気象庁はこれらの地方に「高温に関する早期天候情報」を発表して、高温による農作物や家畜への影響に注意するよう呼びかけている。熱中症の危険が高い状態が続くため、屋内でもエアコンを適切に利用するなど健康管理に注意が必要だ。また、人とのじゅうぶんな距離がとれる場合は、熱がこもりやすいマスクを外すなど、少しでも暑さを和らげる工夫が必要となる。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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