田中復興相が退任 「被災地に寄り添って」

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職員から花束を手渡された田中和徳前復興相=17日午前、復興庁

 菅義偉内閣の発足に伴い、約1年間務めた復興相を退任した田中和徳氏(衆院神奈川10区)は17日、復興庁で後任の平沢勝栄復興相との引き継ぎ式に臨んだ。

 大臣室で引き継ぎ書への署名を終えた田中氏は福島県にゆかりがある平沢氏の経歴に触れ、「古里から(この役職に)呼ばれたのかもしれない」と指摘。「(東日本大震災で)被災した自治体は青森県から千葉県までと広い。リーダーシップを発揮し、さらに復興を進めて欲しい」と激励した。着任した平沢氏は「被災地を東奔西走して大きな成果を挙げられた。引き続き、力を貸してもらいたい」とねぎらった。

 続いて行われた新旧大臣交代式では幹部職員らを前にあいさつし、「現場主義を徹底し、被災地に寄り添いながら新大臣を支えてほしい」と呼び掛けた。女性職員から花束を手渡され、拍手に包まれながら復興庁を後にした。