長崎市外海地区の大中尾棚田に、秋の田園風景が広がっている。収穫期を迎えた稲穂が黄金色に染まり、あぜの赤いヒガンバナは見ごろを迎えた。22日は秋分の日。
21日は、農家が稲刈りの準備や収穫した稲を干す作業に汗を流した。訪れた人は、写真撮影や散策を楽しんでいる。同市の60代の主婦は「自然に囲まれ、空気はきれい」。同棚田保全組合の尾崎正博会長(63)は「台風被害に遭ったが、今年もおいしい米ができた」と話した。
収穫は10月中旬まで続く。ヒガンバナは上旬まで楽しめるという。
【秋分の日】稲穂とヒガンバナ共演 長崎・大中尾棚田
- Published
- 2020/09/21 23:49 (JST)
- Updated
- 2020/09/23 00:00 (JST)
© 株式会社長崎新聞社