4連休のJAF救援 長崎県内4割増 感染者数安定、好天で

 日本自動車連盟(JAF)九州本部は、19~22日の4連休期間の救援要請件数をまとめた。長崎県内の要請件数は342件あり、前年同期に比べ103件(43%)増加。九州管内では最も増加率が高かった。JAF長崎支部は「新型コロナウイルスの感染が落ち着いたことと、連休中の好天が影響した可能性がある」としている。
 JAF九州本部や長崎支部によると、期間中の九州管内全体では前年比9.4%の増加率だった。県内の要請件数を地域別に見ると、長崎市が最も多く、4割を占めた。次いで諫早市、島原市の順だった。
 要請内容は、バッテリー上がりによるものがほとんど。天気が良く、エアコンを使う機会が増えたことが一因とみられる。同支部は「正直こんなに多いとは思わなかった」と驚く。その上で、「車のトラブルは、外出前や日頃からの点検で未然に防げることが多い」と呼び掛けている。

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