長崎県内熱中症 搬送者78人 9月速報値

 長崎県は2日、9月の県内の熱中症による救急搬送状況(速報値)を発表。搬送者は78人(前年同月比53人減)で、統計を取り始めた2005年以降で3番目に多かった。
 搬送者の症状の内訳は重症1人、中等症36人、軽症41人。年齢別では75歳以上が36人で最も多く、40歳以上65歳未満が13人、65歳以上75歳未満が12人と続いた。住居(敷地内を含む)からの搬送は31人、教育機関13人、仕事場(道路工事現場、工場、作業所など)9人など。
 県消防保安室は「小まめな水分補給を心掛けてほしい」と呼び掛けている。

© 株式会社長崎新聞社