長崎県松浦市今福町の今福神社(早田伸次宮司)で1日、「珈琲(こーひー)感謝祭」があり、境内に設けられた出店からこうばしいコーヒーの香りが辺りに漂った。
コーヒーは江戸時代にヨーロッパから長崎・出島に伝わり、明治以降、全国に広がった。世界一の生産国のブラジルでは10月1日から翌年の9月末日までが収穫・出荷の1年サイクルになることから、全日本コーヒー協会が1983年、コーヒーの国際機関が2014年に10月1日を「コーヒーの日」に定めている。
感謝祭は昨年に続き2回目。有志でつくる「コーヒーの日」を祝う会(森永一紀会長)が主催し、市内外から約30人が参列した。神事では神前にコーヒー豆を供え、今では日本人にも欠かせない飲み物になったコーヒーに感謝をささげた。
境内には市内外の6店舗が出店し、入れたてのコーヒーや豆、菓子などを販売。参拝者たちはコーヒーの香りに包まれながら至福の一杯を楽しんでいた。
「珈琲感謝祭」 松浦・今福神社で神事
- Published
- 2020/10/05 16:00 (JST)
- Updated
- 2020/10/06 00:02 (JST)
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