クレジットカード決済の仕組み学ぶ 長崎・江平中

クレジットカード決済について学ぶ生徒ら=長崎市立江平中

 中学、高校生を対象にした「金融教育公開授業in長崎」がこのほど、長崎市江平3丁目の市立江平中(川崎信幸校長、14人)であり、3年生がクレジットカード決済の仕組みや正しい使い方を学んだ。
 日銀長崎支店などでつくる県金融広報委員会、金融広報中央委員会が2005年から毎年開催。お金との上手な付き合い方を身に付けてもらおうと、研究校に指定した中学や高校に資料を提供するなどして、授業に役立ててもらっている。
 この日の公開授業では、新社会人がカード決済を多用して使えなくなった例などを示しながら、カードには利用限度額があり、悪用される危険性もあると教師が注意を呼び掛けた。金融広報アドバイザーの大橋逸子さんは「カード払いは借金であることを忘れないで」と助言した。
 高橋翔吾さん(14)は「カードは便利な半面、確認しながら使わないといけないと分かった」と話した。

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