宮本氏、諫早市長選は「慎重、前向き検討」 市議会閉会

 定例諫早市議会は9日、2019年度一般会計歳入歳出決算など決算9件を認定し、閉会した。宮本明雄市長は、任期満了に伴う来年3月の市長選への立候補について「各界各層の意見を聞き、熟慮を重ねている。元々、3期12年を一つの節目と考えていた。慎重かつ前向きに検討している。適切な時期に報告したい」と述べ、今議会での明言を避けた。
 19年度一般会計は歳入が676億7100万円(前年度比1.0%減)、歳出は667億7600万円(同0.3%減)。歳入のうち、市税は170億800万円(同1.5%増)。一方、地方交付税は合併算定替えの特例加算が終了したため、前年度比10%減の138億2千万円。
 一般財源に占める借金返済額の割合を示す実質公債費比率は7.2%(同0.4%減)。

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