新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県藤沢市は10日、ともに市内在住で60代の男性飲食店員と30代の女性会社員の感染を確認したと発表した。2人とも軽症だが、女性の感染経路は不明という。
市によると、男性は1日に発熱があり、家族に新型コロナ患者が出たことを受けて8日にPCR検査をしたところ感染が判明した。飲食店には7日まで勤務しており、市では客を特定して検査を進める。
女性は6日に倦怠（けんたい）感があり、7日に発熱して市内の医療機関を受診、PCR検査で陽性と分かった。市内の会社に勤務しているが、通勤に公共交通機関を利用していなかったという。
