CAC、長崎で12月から新事業 金融向けシステム開発

 長崎市内で事務受託サービスを手掛けているシーエーシー(東京、CAC)は9月30日、12月から新たに金融機関向けITサービスを長崎で始めると発表した。
 CACは、企業の人事給与業務を受託するBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業を全国展開。国内外の拠点で、製薬企業や金融機関のシステム開発、運用も手掛けている。県の誘致を受け昨年7月、同市元船町のオフィスビルに長崎センターを開所。約20人がBPOと製薬企業向けサービスに従事している。
 金融機関向けを長崎でも行い、年内に数人程度を正社員採用する。来年以降さらに増員する方針。「国内拠点の拡充はサービス提供の継続性確保に資する。新型コロナウイルス禍におけるリスクの分散や低減の観点からも重要」としている。
 CACは開設5年後までに100人体制を目指している。

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