金澤雲仙市長 出馬表明 12月の市長選

 長崎県雲仙市長の金澤秀三郎氏(59)=2期目=は13日、任期満了に伴う同市長選(12月20日告示、同27日投開票)に立候補すると正式表明した。無所属での立候補を予定している。
 吾妻町ふるさと会館で会見した金澤氏は、新型コロナ禍に触れ「市民生活が変化し、本市の経済が一気に低迷に追い込まれ、新たな課題が見えてきた」と強調。3期目は「継続と改革」をテーマに、これまで取り組んだ子育て世代への経済支援、観光と農業振興などを継続しつつ、コロナ禍での社会の変化に対応した行政改革や経済対策などに取り組む方針を示した。新事業として▽雲仙の自然を活用したアウトドアパークの整備▽温泉街でのワーケーションなど観光資源の拡大-などを挙げた。
 金澤氏は同市出身で青雲高卒。県議を経て2013年の市長選で無投票当選、16年も無投票で再選した。同市長選では、金澤氏以外に目立った動きは見られない。

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