水色のアマガエル見つかる 長崎県西海市内、今年2例目

西海市で見つかった水色のアマガエル

 長崎県西海市西海町でこのほど、水色のアマガエルが見つかった。市内では今年4月、大瀬戸町松島でも見つかっており、同市の動植物園、長崎バイオパークの伊藤雅男副園長は「存在自体が珍しいのに、同じ市内で続けて見つかるとは」と驚いている。
 水色のカエルは体長約3センチで雄とみられる。同町の美容室経営、井田亘さん(51)が8日夕、自宅のベランダで見つけ、10日にバイオパークに引き取られた。カエルは同市大島町の大島文化ホールで開かれる絵画展「岡本泰彰展 西の海で魚群と再会」の会場で17日から21日まで「西海市に住む生きもの」として展示する。
 伊藤副園長によると4月に見つかったカエルは雌。「子の世代はどんな色になるのか、大変興味深い」と話している。

 


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