鎌倉学園、逆転勝ちで準々決勝へ 高校野球秋季関東大会

【鎌倉学園-昌平】

 高校野球の第73回秋季関東大会第2日は25日、千葉県のZOZOマリンスタジアムなどで1回戦が行われ、33年ぶりに出場している神奈川2位の鎌倉学園は11-7で昌平(埼玉1位)に逆転勝ちし、準々決勝に進んだ。 

 鎌倉学園は五回までに3度もリードを奪われる苦しい展開だったが、六回に佐々木晴生(1年)、阿部功志郎(2年)の連続2点タイムリーで逆転。六回から2番手で登板した平本龍太郎(同)が4回を2安打無失点の好リリーフで乱打戦を締めた。竹内智一監督は「われわれは甲子園で校歌を歌うことを毎年目指している。次の試合がどこで、どういう意味をもってというよりも負けたら終わり。勝ち続けたら甲子園までいける。頑張りたいと思います」と話した。

 同大会の成績は来春の選抜大会出場校を決める重要な選考資料となる。鎌倉学園は27日、準決勝進出を懸けて鹿島学園(茨城1位)―専大松戸(千葉3位)の勝者と対戦する。

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