コロナ禍 前線の医療関係者らに「感謝」 佐世保北中メッセージ 

野村保健福祉部長(左端)に応援メッセージを手渡す(右から)豊福さん、田﨑さん、須貝さん=佐世保市中央保健福祉センター

 長崎県立佐世保北中(鶴田勝也校長、355人)の生徒会役員3人が22日、佐世保市高砂町の市中央保健福祉センターを訪れ、新型コロナウイルス対策の前線で活動する同市の医療関係者などに向けた応援メッセージを贈った。
 市教委が9月、市内の全小中学校、義務教育学校に呼び掛けたのに応じた。10月から生徒会主導で取り掛かり、中学1~3年の全9クラスがそれぞれ1枚ずつ制作。医療関係者や農畜水産業、保健所、公共交通機関などの従事者に向け「感染リスクを抱えながら対策に従事くださりありがとうございます」「体を大切にしてください」などと温かい言葉をつづった。
 同中2年田﨑哲平さん(13)、須貝哲太さん(14)、豊福愛陽さん(14)の3人が、野村成人市保健福祉部長にメッセージを贈呈。豊福さんは「コロナ禍で安全に暮らせているのは働いてくださる方がいるからです」と感謝を述べた。
 11月2~4日、同市三浦町のアルカスSASEBOで同中を含む18校、68枚が展示される。

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