食品提供ロス削減へ 長崎市が「フードドライブ」

フードドライブの担当者に缶詰などが入った紙袋を手渡す市民(右)=長崎市役所

 10月30日の「食品ロス削減の日」に合わせ、長崎市は同日、市役所で市民向けの「フードドライブ」を実施した。
 フードドライブとは、各家庭で余っている食料品を集め、必要としている福祉施設や子ども食堂などに提供する活動。市役所別館の市廃棄物対策課や万才町の市地球温暖化防止活動推進センター(通称・サステナプラザながさき)では常時受け付けている。
 この日は受け付け開始から約1時間半で市民14人が菓子や調味料、コメなどを寄せた。同市の会社員、長田千尋さん(37)は「頂き物で手を付けていなかった缶詰などを持ってきた。必要な人のところに届き、役に立てれば」と話した。

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