不審者対策 護身術学ぶ 長崎・大村 講座に女性20人

田中代表(中央)から手の振りほどき方の指導を受ける参加者=大村市、プラットおおむら

 不審者などから自分の身の守り方を学ぶ女性対象の護身術講座が1日、長崎県大村市本町のプラットおおむらであった。
 市男女共同参画推進センター「ハートパル」が主催し、約20人が参加。防犯ボランティア「PRO-ACTIVE SECURITY」の田中健一代表がイスラエル発祥の護身術「クラヴマガ」を指導した。
 田中代表は、まずは被害の未然防止に努め、逃げることを優先するよう強調。その上で、腕をつかまれたり背後から抱きつかれたりした場合の身のこなしや対処法などを指導した。
 参加した同市竹松町の保育士、綿島麻実さん(36)は「習っていなかったらとっさに出ない動きだった。一人で歩く際は背後に気を付け、常に何かあると思い警戒したい」と話した。

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