大村市消防団の初任科訓練が1日、長崎県大村市森園町の県消防学校などであり、新たに入団した団員が放水訓練などに取り組んだ。
基礎的な技術の習得や消防精神の育成を目的に開催。昨年は台風のため訓練ができなかったため、2年間の新入団員56人を対象に実施した。
訓練ではホースの取り扱いや礼式、放水といった活動の基本を大村消防署員らが指導。団員は消防車からホースをつないでいったり、姿勢を維持しながら放水したりする訓練に真剣な表情で取り組んでいた。
山浦弘之団長は「火災現場では新人も経験者も関係なく活動しなければならない。まずはしっかり基本を身に付けてほしい」と話した。同市消防団には現在、15分団計約600人が所属。今年7月の記録的な大雨による災害の際も、各地の見回りなどで活躍したという。
消火活動の基本学ぶ 大村市消防団初任科訓練
- Published
- 2020/11/04 23:48 (JST)
- Updated
- 2020/11/05 11:18 (JST)
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