福川駅 横長の木造駅舎【木造駅舎巡礼02】山陽本線43/53

※2020年8月撮影

トップ画像は、JR西日本山陽本線福川駅。横長の木造駅舎。

岩田駅から9時31分の山陽本線下り下関行に乗って35分。エアコンの効いた車内で休息をとって復活しました。10時6分、福川駅に到着。下りホームから門司駅方面。歩行者用跨線橋が駅の上を渡っています。右には上りホームの木造駅舎が見えています。

※2020年8月撮影

下りホームの待合室がなかなか良い感じに古びています。

※2020年8月撮影

木造駅舎撮影鉄道旅6日目でいよいよ腰痛が悪化してきました。学生時代に椎間板ヘルニアに罹患して以来、時折腰の痛みで動けなくなります。用心のために医師に処方してもらった腰のコルセットと痛み止めの湿布をしていますが、流石に跨線橋の荷物付き往復運動は辛いので、待合室のベンチの裏にキャスターバッグを隠して行くことにしました。MacBookが入っていますが、無くては撮影が続行できなくなるコンデジの予備バッテリーや充電器は手持ちの鞄に入れてあります。

上りホームから木造駅舎。順光です。・・・と言うことは駅舎正面は逆光ですね。この日も太陽は出たり隠れたりしていました。トップ画像は曇った瞬間を待って撮ったものです。

※2020年8月撮影

跨線橋を渡ります。

※2020年8月撮影

跨線橋も鉄骨が組んであって、良い感じにヤレています。

※2020年8月撮影

跨線橋から上りホームの木造駅舎。大きい駅舎です。

※2020年8月撮影

門司駅方面。中線には架線がありません。使われていない様です。

※2020年8月撮影

福川駅の南側に出入口はありません。県道172号線が通り、ユニークなデザインの新南陽ふれあいセンターがあります。駅側の駐車場にはキリンの親子がいます。(笑)

※2020年8月撮影

こちらは神戸駅方面。上りホームの北(左)側に草に埋もれた引き込み線があります。右の新しい建物は、2018年(平成30年)に開園した「ふくがわこども園」です。

※2020年8月撮影

上りホームに降りて引き込み線、ホーム脇にも線路があったのかな。

※2020年8月撮影

引き込み線は駅舎手前までのびていました。

※2020年8月撮影

下りホーム駅名標。

※2020年8月撮影

福川駅は、1898年(明治31年)山陽鉄道の駅として開業。1906年(明治39年)国有化、1909年(明治42年)線路名称制定で山陽本線の所属になります。1998年(平成10年)まで駅南側の保土ケ谷化学工業南陽工場まで専用線が敷かれ貨物輸送が実施されていました。1994年(平成6年)業務委託駅化。2005年(平成17年)無人駅になっています。

上りホームから下りホーム待合室。筆者のキャスターバッグがベンチ裏にあります。

※2020年8月撮影

では駅舎を眺めましょう。

【木造駅舎巡礼02】山陽本線43 に続きます。

(写真・文章/住田至朗)

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