第147回九州地区高校野球大会第4日は5日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで準決勝2試合が行われ、長崎第1代表の大崎は昨年優勝の明豊（大分）に延長十二回3-2でサヨナラ勝ちした。これで大崎は春夏通じて初の甲子園となる来春の選抜大会出場（九州4枠）を確実にした。宮崎商－福岡大大濠は、福岡大大濠が2-0で競り勝った。
大崎は二回2死二塁から、村田の中前適時打で先制。五回に追いつかれて以降は投手戦となり、試合は延長へ入った。その後も接戦が続き、十回に犠飛で勝ち越されたが、その裏、2死一、二塁から、乙内翔の中前適時打で同点。最後は十二回2死二塁から、乙内翔が右翼線へサヨナラ打を放った。エース坂本は12回を2失点で投げ抜いた。
最終日は6日正午から大崎－福岡大大濠の決勝を実施する。大崎は2017年秋の創成館以来、県勢3年ぶりの九州王座を目指す。
