九州高校野球 長崎・大崎初V 甲子園へ弾み

【決勝、福岡大大濠-大崎】初優勝が決まった瞬間、マウンド上で歓喜の輪をつくる大崎の選手たち=県営ビッグNスタジアム

 第147回九州地区高校野球大会最終日は6日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで決勝が行われ、長崎第1代表の大崎が福岡大大濠を5-1で破って初優勝した。春夏通じて初の甲子園となる来春の選抜大会出場へ大きな弾みをつけた。
 大崎は打線が11安打、投げては1年生左腕の勝本晴彦が1失点完投。投打で福岡第1代表を上回った。
 大崎は今大会、初戦から開新(熊本)、延岡学園(宮崎)、明豊(大分)を倒して決勝進出。スタンドや地元西海市の声援に応えて、最後は九州王座に駆け上がった。
 選抜出場校(九州4枠)の選考委員会は来年1月29日に大阪市内で開かれる。

 


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