※2020年8月撮影
トップ画像は、JR西日本山陽本線富海(とのみ)駅。難読駅名ですね。
戸田駅を11時28分発の山陽本線下り下関行に乗って7分、11時35分、富海駅の下りホームに降りると眼の前に木造駅舎がありました。トップ画像、正面は白い化粧板で改修されていますが、西側の切妻妻壁の部分はオリジナルっぽい木材が貼られています。切妻屋根のホーム側が長い招き屋根の形ですがホームへの庇・上屋を兼ねています。
※2020年8月撮影
下りホームから神戸駅方面、跨線橋で上りホームに渡ります。
※2020年8月撮影
上りホーム待合室に貼られた大判ポスターが素晴らしい!
※2020年8月撮影
左は「富海の藍(あい)」、右は「富海の愛」。きれいな藍色(あいいろ=ほぼ青 ジャパンブルーとも呼ばれサッカー日本代表のチームカラー)のビジュアルがきれい。富海は三方を山、南側は瀬戸内海という土地。左のポスター、藍染めの布でしょう。富海には古くから藍染めが伝えられてきた様です。右のポスターの海は、駅から徒歩5分、富海海水浴場です。
上りホーム跨線橋を降りたところに上屋があって雨宿りできます。今日は暑いから直射日光を避ける日陰ですが。左の台の様なものは電気設備?
※2020年8月撮影
跨線橋で上りホームに行きます。階段の途中から木造駅舎。東側の妻壁は西側と違う仕上げになっています。印象としては西側の方が古い気がします。
※2020年8月撮影
跨線橋から門司駅方面。瀬戸内海に山が迫っているエリアです。
※2020年8月撮影
木造駅舎。表側も一部の瓦が新しいものに葺き替えられていましたが、上から見るとホーム側にも一部新しい瓦で補修されています。
※2020年8月撮影
反対側の神戸駅方面。使用されていない中線があります。
※2020年8月撮影
下りホーム横にハデな神社の様な建物が見えます。
※2020年8月撮影
また跨線橋の階段途中から木造駅舎。
※2020年8月撮影
ホーム側駅舎正面。一部が葺き替えられています。やはり屋根瓦が少々傷んでいます。
※2020年8月撮影
上りホームで写真を撮っていたら、ディーゼルカーDE10-1531が単機で下り線を走ってきました。何故か寒冷地仕様の旋回窓が付いています。
※2020年8月撮影
珍しいので調べたら元は富山運転センター車両管理所・高山本線で働いていたA寒地仕様の様でした。しかし単機で走っている姿、筆者はあまり目にしないです。
※2020年8月撮影
では、駅舎に行ってみましょう。
【木造駅舎巡礼02】山陽本線48 に続きます。
(写真・文章/住田至朗)