バルセロナのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラヒム・ピャニッチは、フランス代表の招聘を断った過去を明かした。
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当時ユーゴスラビアだったトゥズラで生まれたピャニッチは、ボスニア戦争により近隣国のルクセンブルクに移住。幼少期はルクセンブルクの世代別代表でプレーし、クラブでは14歳の時にメスと契約、後にリヨンと契約した。フランスTV『キャナル・プリュス』のインタビューに応じたピャニッチはリヨン時代、当時フランス代表の監督だったレイモン・ドメネクから連絡があったと語っている。
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「リヨンにいた時フランス代表でプレーすることもできたけど、僕の夢はボスニア代表になることだった。ドメネクから電話があった時はすでに決心していたんだ。もちろん彼には感謝しているけど、自分の心に従った。僕にとってフランスのチームはあまりにも魅力的だったけどね。逆にフランスでプレーしていたら、ボスニアに誓った僕の心は傷ついただろうね」。