綾瀬・2人死傷事故、あおった車の同乗少年も家裁送致

高校生2人が死傷した事故現場

 神奈川県綾瀬市内で2月、オートバイを後方から乗用車であおって男子高校生2人が死傷する事故を引き起こしたとして、横浜地検は10日、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などの疑いで、乗用車の助手席に同乗していた大工の少年(18)=相模原市中央区=を横浜家裁に送致した。家裁は同日、少年に対して2週間の観護措置を決めた。

 事故は2月16日未明に綾瀬市早川の市道で発生。少年は、乗用車を運転していた防水工の少年(16)=同容疑などで家裁送致=と共謀し、オートバイに著しく接近して道路標識に衝突させ、座間市の男子高校生=当時(16)=ら2人を死傷させたとして、10月21日に逮捕された。

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