11日（水）朝は全国的に気温が低く、北海道の4地点で気温が－10℃を下回った。関東甲信では、長野で初雪、水戸で初霜、宇都宮で初氷を観測した。
　11日（水）午後は日本海側でも晴れ間があるが、北日本を中心に気温が上がりにくい見込み。今夜から12日（木）朝にかけても、冷え込みの強まる地域が多くなりそうだ。

12日（木）日差し多い

　太平洋側の各地は乾燥した晴天が続き、12日（木）は日本海側でも晴れる時間が長くなりそうだ。最低気温は札幌で0℃、青森1℃、仙台2℃、新潟3℃、東京7℃など、朝はしっかりと冷え込む予想だ。ただ、昼間はこの時季本来の気温まで上がり、全国的に日差しが多いので、日なたでは過ごしやすい見込み。

週末にかけて

　13日（金）～14日（土）は、北陸から北の日本海側で天気が崩れ、西日本の太平洋側でも13日（金）は一時的に雨の降る所がありそうだ。全国的に気温は10月下旬～11月上旬並みで、北海道でも雪ではなく雨の降る地域が多い見通し。
　週末、四国や九州あたりでは、日中は軽装で外出しても差支えなさそうだ。

（気象予報士・高橋和也）