ねんりんピックの熱戦、パッチワークに 13日から横須賀で展示

展示作品を前にした藤田会長(前列右端)と協会のメンバー=横須賀市夏島町

 2022年に、神奈川県内26市町で開催される高齢者のスポーツと文化の祭典「全国健康福祉祭(ねんりんピック)」を前に、卓球や水泳など全32競技をテーマにしたパッチワークの作品が、横須賀市民文化祭で13日から展示される。

 手がけたのは、「横須賀パッチワーク・キルト協会」(藤田貴世美理事長)のメンバー約80人。県のキャラクター「かながわキンタロウ」が同市開催競技の卓球をしたり、泳いだりする姿を一針ずつ手縫いして完成させた。他に47都道府県の花などをモチーフにした作品も用意。「大会を盛り上げたい」(藤田さん)という気持ちを込めたという。計200点が展示される。

 藤田さんは「生地をよみがえらせることがパッチワークの魅力。思い出が縫い込まれた作品を見て、豊かな気持ちになってほしい」と来場を呼び掛ける。

 「パッチワーク・キルト展」は市文化会館(同市深田台)で13~17日。入場無料。問い合わせは、同協会事務局電話090(8310)2504。

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