濱田岳と松本まりかが木村拓哉主演「教場Ⅱ」に出演。放送日も決定

濱田岳と松本まりかが、フジテレビ系で2021年1月3・4日の2夜連続で放送する「教場Ⅱ」(午後9:00)に出演することが分かった。本作で、木村拓哉演じる警察学校の教官・風間公親の生徒で濱田、その風間と共に生徒を指導する副教官見習いとして松本が新たに登場。濱田が木村とドラマで共演するのは「HERO」(同系)以来約6年半ぶり。松本と木村のドラマでの共演は初めてとなる。

濱田が演じるのは、神奈川県警警察学校が誇る冷徹で最恐の教官・風間の200期生徒で、幼い頃からの夢である白バイ隊員になるため、耳を鍛えて聴覚が異常に優れている生徒・鳥羽暢照。「共演経験が何度あっても、俳優として木村さんと密に共演するというのは、やはり緊張感があります」と木村との再会に襟を正し、演じる役柄については「警察学校の募集要項の年齢上限ギリギリで入ってくるのが鳥羽です。200期生徒の中では最年長。セリフの端々にも、“一番年上で、生徒との仲間意識も特にない”と言っているので、生徒たちの中では、ある種メンタルはおじさんで、群れない生徒という印象ですね。“もうすぐ30歳だし、そろそろ定職に…”というセリフもあるんですが、そんな気持ちだけでは乗り越えられないのが警察学校なので、実は熱い思いを秘めた男なのではないかなと思っています」と分析する。

また、木村との撮影現場でのコミュニケーションに関しては「例えば、『HERO』で共演させていただいた時とも全く別で、そこには風間教官として立たれている木村さんがいて、一方で僕は生徒という立場なので、頻繁に話すことはないですが、ふと2人きりになった時に、昔一緒に遊びに行った時の話をしたりはしました。撮影現場では、徹底して風間教官としているので、そんな中で、僕もお芝居でご迷惑をかけず、少しでも負担を減らせる存在であれたらなと、そういう気持ちで臨んでいます」と明かす。

視聴者には「僕たち200期は、どうしても前作と比べられてしまう運命にあるのですが、200期は200期のカラーを存分に出して臨んでいます。前作のファンの方々を決してガッカリさせないように生徒全員で臨んでいますし、実際にがっかりさせないものになっているという自信もあります。そして今回初めて見る方には、この作品の特徴でもあり、僕らが一番痛感している、いい意味での“重さ”というのを皆さんにお届けできると思っています。『教場』という作品を汚さないように200期全員で頑張っているので、ぜひ楽しみにしていてください!」とメッセージを寄せている。

一方、警察学校を成績トップで卒業し、強行犯係の刑事を経て、風間の教場へやって来た田澤愛子役の松本は、「初めてセリフを交わすシーンでは、セリフが言えなくなってしまうほど木村さんのオーラと義眼のインパクトに圧倒されました。現場での木村さんは今何が起きていて、どうすれば解決できるのかの本質を誰よりも早く見抜く、風間教官のようにすべての感覚がずば抜けている方。所作や姿勢、動き一つ、足音一つにも無駄がなく完璧に風間教官を演じられる木村さんとのお芝居は、役者として楽しさを超える感動がありました」と木村の印象を語っている。

また、役柄については「生徒でもなく、教官でもない、“副教官見習い”という前作にはいなかったポジションの役柄で、ちょっと“えたいの知れない女”。警察学校を成績トップで卒業し、配属された先もエリートコース。そこから、風間教場に移ってくるわけですが、どこかつかめないキャラクターで、裏では何を考えているのか分からない女です。風間教場に、いてはいけない人物なのではないかと思うような(笑)。自分にとって、実験的、挑戦的な役柄をいただいた気がします。今まで犯罪者や悪女など、どちらかといえば“正しくない役”が多かったですが、今回は初めて“正しさ”の象徴でもある警察官、しかも生徒の見本となるような“副教官見習い”役ということで挑戦もすごくありましたし、新しい一面をお見せできると思います」と新境地開拓に意気込んでいる。

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