角膜移植の提供者に感謝 諫早で顕彰祭

角膜移植の提供者に感謝の思いを表す顕彰祭

 角膜移植の提供者に感謝の思いを表す第8回顕彰祭が、長崎県諫早市堂崎町の西諫早第1公園内の顕彰碑前であり、遺族ら約100人が「光と愛」と刻まれた碑に白菊を手向けた。
 ライオンズクラブ国際協会337-C地区2リジョン(長崎、諫早、島原、南島原、雲仙各地区)の角膜提供者顕彰碑委員会(濱田浩平委員長)が主催。顕彰碑は2012年に建立され、13年から毎年、顕彰祭を営んでいる。これまで約400人の角膜提供者の名前が刻まれ、今年、24人が加わった。
 同顕彰碑委の志岐好春・前地区ガバナーは「故人の尊い意志と家族の理解のおかげで、角膜の障害に苦しむ人が光を取り戻すことができた」と濱田委員長のあいさつを代読した。

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