【新型コロナ】横浜で76人の感染確認 経路不明32人

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は14日、10歳未満から90代までの男女76人の感染が新たに確認されたと発表した。このうち70代男性と80代女性が中等症で、74人は軽症または無症状。32人の感染経路が不明という。

 市によると、市内の高齢者グループホーム(GH)に入居する70~90代の女性4人が感染。GHでは既に職員、入居者計3人の感染が確認されており、市はクラスター(感染者集団)が起きたとみている。市は職員10人程度の検査を順次、行っている。

 昭和大学藤が丘病院(青葉区)では20代女性看護師ら6人が新たに感染。同病院の陽性者数は職員9人、入院患者16人の計25人となった。

 さいわい鶴見病院(鶴見区)でも40代の男性事務職員が感染。東京都で陽性と判明した看護師を含め、陽性者数は職員18人、入院患者26人の計44人となった。

 経路が判明している44人のうち、17人は家庭内感染が疑われている。

© 株式会社神奈川新聞社