ジェネイ・アイコが、全米でプラチナム・セールスを記録した最新作『Chilombo』からニュー・シングル「A&B」のミュージック・ビデオを公開した。
ブランドン・パーカーが監督を務め、ジェネイ・アイコ自身が脚本を手掛けたこのビデオでは、彼女がマイナー・エンリケとガブリエル・ペレスという2人のダンサーと共に、エリック・ラッキー振り付けによる滑らかなダンス・ルーティンを披露している。
「A&B」、正式タイトル「Above and Beyond」は、今年7月にリリースされた彼女の最新作『Chilombo』のデラックス・エディションからの1曲で、同デラックス盤にはケラーニ、ミラ・J、ウィズ・カリファ、クリス・ブラウンらとのコラボレーション楽曲が追加収録されている。
アルバム『Chilombo』は、全米R&Bアルバム・チャートで1位、全米総合アルバム・チャートでも2位を獲得し、彼女のキャリア史上最高の初週セールスを記録しただけでなく、これまでビヨンセ『Lemonade』が保持していた、“女性R&Bアーティストによる発売初週のストリーミング再生”の最高記録を更新し、彼女にとって過去最大のヒット作となっている。
ジェネイ・アイコは先日、ビルボード誌による注目の新世代女性R&Bアーティスト特集「R&B/ヒップホップ界のパワー・プレイヤーズ」で、ケラーニ、テヤナ・テイラー、サマー・ウォーカーと並んで紹介され、R&Bの真実について語っていた。
「(現在の)R&Bは、様々な異なるサウンドを持つスタイルで多くジャンルを行き来していて、良い方向に向かっていると思います。一方で、R&Bが常に過小評価されているとも感じています。R&Bの歌詞の多くは、あまりにも現実的過ぎて誰もが理解できるものではありません。R&Bは、真の自分と向き合い、感じている人のためのものなんです」
彼女はまた、R&B音楽が持つ癒しの効果についても語っており、それは彼女自身の創作過程にも取り入れられているという。ハワイでレコーディングされたアルバム『Chilombo』は、彼女のソングライティング、そして歌い手としての表現に力強さと自信のエッセンスを与えた。
ジェネイ・アイコは現地時間11月22日(日本時間11月23日午前)に開催されるアメリカン・ミュージック・アワード(American Music Awards)で“ソウル/R&B部門の女性アーティスト賞”にノミネートされている他、11月29日にBETで放送される2020年ソウル・トレイン・ミュージック・アワード (Soul Train Music Awards)では、“アルバム・オブ・ザ・イヤー”と“最優秀R&B/ソウル女性アーティスト”にノミネートされている。
Written By Larisha Paul
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ジェネイ・アイコ『Chilombo』
2020年7月17日配信
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