県立高生、就職内定59% 昨年比19.6ポイント減

 新型コロナウイルス感染拡大による就職活動の遅れで、来春卒業予定の県立高校生の就職内定率が10月末時点で59.0%となり、昨年同期比19.6ポイント減だったことが16日、県教委のまとめで分かった。今年の高校生の就活は昨年より1カ月遅い10月のスタートで、開始15日後だけを比較すると、前年比2.3ポイントの上昇だった。年末にかけて内定を出す企業が増加するとみられるが、県教委は「新型コロナの影響が出てくる可能性もあり注視したい」としている。

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