来年4月のリニューアルオープンに向けて改装工事が進む長崎市野母町の旧温泉宿泊施設の裏庭に、地下から顔を出した“恐竜”がいる。
同市高浜町在住のイラストレーター、岩永忠貢さん(67)が十数年前、当時の施設職員に頼まれてペンキで目などを描いた。頭の後方の少し離れた場所には、しっぽに見える岩もあり、地下に潜んでいた恐竜が地上に顔を出したよう。
今でこそ恐竜の化石が次々見つかっている野母崎地区だが、描いた当時は化石があるとは分かっていなかった。「まさか、本当に恐竜が地下にいたなんて。不思議で笑ってしまう」と岩永さん。
地下から“恐竜”が 野母町
- Published
- 2020/11/17 14:00 (JST)
- Updated
- 2020/11/17 23:58 (JST)
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