非難殺到のVARオフサイド判定…FIFAがテクノロジーの見直しを検討

国際サッカー連盟(FIFA)はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)にオフサイド判定について、テクノロジーの見直しを検討している。

クラシコで敗戦を喫したバルセロナ…監督や選手はVAR判定に不満噴出

現在VARにより下される判定は、ファンや専門家でさえも何が正しい判断か混乱させることが多く、あまりに厳しいジャッジに苦情が殺到している。FIFAは3つのテクノロジー企業と共に、オフサイド判定のレビューやプロセスで審判をサポートする半自動化技術の開発に着手。コロナウイルスのパンデミックにより後れを取っているものの、「来年のできるだけ早い時期」に実行すると主張した。またFIFAは予算の少ない各国リーグに向けた『VARライト』の開発に取り組んでおり、より手ごろな価格でVARの作成できるよう尽力。ヨーロッパやアジアでの実施を目指している。

FIFAがVARの新テクノロジー導入へ※写真 Marcelo Endelli

© 株式会社SPOTV JAPAN