【新型コロナ】横浜で1人死亡 過去最多の128人感染

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は26日、入院していた80代の男性が亡くなったと発表した。また、10歳未満~90代までの男女128人の感染が新たに確認された。市内の1日当たりの感染者数としては今月18日の114人を上回り、過去最多となった。

 市によると、亡くなった市内在住の男性は10月26日に発症。基礎疾患があり、今月25日に入院先の市外病院で亡くなった。死因は新型コロナによる肺炎。

 クラスター(感染者集団)が発生している昭和大学藤が丘病院(同市青葉区)では、新たに70代男性患者の感染が判明。同病院の陽性者数は計47人となった。

 他に市内の障害者入所施設では、入所者の50代男性の感染が分かった。施設の陽性者数は計8人となったほか、すでに職員ら8人の陽性が確認されている済生会横浜市東部病院(同市鶴見区)では、80代男性患者の感染が明らかになった。

 新規感染者128人のうち、市立小学校の40代男性教諭や市水道局の30代男性職員など82人の感染経路が不明。経路が判明している46人のうち、32人は家庭内感染が疑われている。

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