樹齢数百年の巨木のトンネルが迎えてくれる!池田町の白山(はくさん)神社

福井県池田町には国の重要無形民俗文化財として継承されている水海の田楽能舞(みずうみのでんがくのうまい)という伝統行事があり、町内には現在でも様々な能面が残されています。
ここ、白山神社(はくさんじんじゃ)も能にまつわる歴史ある神社とのこと。
緑に囲まれたパワースポットを訪ねてみたので、ご紹介します。

白山神社とは?

実は、池田町には白山神社が2つあります。

ここ、志津原にあるのははくさん神社、新保にあるのはしらやま神社と大変ややこしいのですが、今回は志津原にあるはくさん神社を紹介します。

白山神社(はくさんじんじゃ)は、江戸時代後期までは能が奉納されていました。
現在でも古い能面や能衣装、小道具などがたくさん残っています。

その中でも御神面である三面と県内最古の能衣装『紺地花雲文金襴狩衣(こんじかうもんきんらんかりぎぬ)』は県の指定文化財となっています。

白山神社の自然のパワーがすごい!

白山神社(はくさんじんじゃ)の見所は、何と言ってもその自然の雄大さ。
神社の鳥居の前には樹齢数百年とも言われる杉とケヤキの巨木が寄り添い、まるでトンネルのように参拝客を出迎えてくれます。

新緑の季節は青々とした葉が茂り、神秘的で美しい風景が広がる、ものすごいパワーが感じられる神社です。

お面さんまつり

白山神社(はくさんじんじゃ)では、毎年2月17日に『お面さんまつり』が行われます。

これは、明治初期まではこの神社で翁神事や能が奉納されていた神事で、現在は、当時から使用されていた能面・狂言面を参拝者に公開するというものになっています。

国の重要無形民俗文化財である水海の田楽能舞の伝統が今でも連綿と続いているんですね。

池田町の美しい自然と伝統が感じられる最強パワースポット、白山神社(はくさんじんじゃ)。
ぜひ、緑の美しい季節に行ってみてください。

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