県は1日、都農町のブロイラー養鶏場の鶏から、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。高病原性の疑いがあり、宮崎家畜保健衛生所(家保)がPCR検査を実施。この結果を受け、国が高病原性の疑似患畜と判定すれば、県は養鶏場の約3万羽を殺処分し、移動・搬出制限区域を設ける。現場は養鶏場の密集地帯。半径10キロ以内の制限区域では、本県のブロイラーと採卵鶏の全飼養羽数約3300万羽の約2割を占める約633万羽が飼養されている。
都農養鶏場でも鳥フル 簡易陽性 3万羽飼養
- Published
- 2020/12/02 06:05 (JST)