【新型コロナ】横浜、男女4人死亡 88人感染 市内企業でクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は4日、市内に住む70~80代の男女4人が死亡した、と発表した。また、10歳未満~80代の男女88人の感染が新たに確認された。

 死亡した70代女性と80代男性は、クラスター(感染者集団)が起きた済生会横浜市東部病院(鶴見区)の入院患者。別の80代女性は同じくクラスターが発生した市内の有料老人ホームに入所していた。

 新規感染者のうち、60代男性が重症、70代男性2人が中等症、79人が軽症または無症状、6人の症状は不明。うち52人の感染経路が不明という。

 これまで従業員1人の感染が確認されていた市内の会社では新たに20~40代4人の陽性が分かり、市はクラスターと認定。同社の従業員は計7人で、残る1人は陰性、1人は検査中。

 市内のクラスター関連では、高齢者デイサービス施設で20代女性介護士、有料老人ホームで60代男性職員の感染が新たに判明し、感染者数はそれぞれ計12人、計24人となった。

 感染経路不明者のうち、30代女性は市立特別支援学校の教諭で、接触があった教職員や児童生徒ら計16人を検査している。

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 市が4日までに発表した患者の区別住所地発生状況は、次の通り(毎週金曜更新)。

 ▽鶴見区=551人▽神奈川区=409人▽西区=245人▽中区=415人▽南区=559人▽港南区=383人▽保土ケ谷区=327人▽旭区=308人▽磯子区=234人▽金沢区=233人▽港北区=568人▽緑区=207人▽青葉区=482人▽都筑区=243人▽戸塚区=344人▽栄区=87人▽泉区=163人▽瀬谷区=138人▽市外=284人

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