給付費過払い、虚偽処理は「事業者と協議」 宮崎市答弁

 宮崎市が障害者福祉施設への給付費の過払い分を穴埋めするため、届出書の偽造に関与した問題で、市福祉部の藤森友幸部長は9日の市議会一般質問で、虚偽の事務処理について「市と事業者の協議で行われた」と答弁した。虚偽の届出書の作成を巡って、事業者は宮崎日日新聞の取材に「市の指導で書類を作成した」と主張。答弁を受けて、「共謀したように表現されては事実とは異なる」と反発している。

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