ハリウッドザコシショウが「科捜研の女」でカリスマ詐欺師を怪演。マリコからは“重大発表”が!?

テレビ朝日系連続ドラマ「科捜研の女」(木曜午後8:00)の12月17日放送・最終回2時間スペシャルに、“誇張しすぎたものまね”でおなじみの、お笑い芸人のハリウッドザコシショウがゲスト出演する。

本作は、京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心とした、一癖も二癖もある研究員たちが、専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く、現行のテレビドラマでは最も長く続いている長寿シリーズ。今回、シーズン20がついにクライマックスを迎える。

最終回では、土門薫刑事(内藤剛志)が見知らぬ遺体と共に監禁されるという前代未聞の事態が発生。しかも、さらなる事件が起き、マリコらは鮮血に手を染めた土門を目撃。まさか土門が…!? そんな波乱に満ちたストーリーが展開する。

ハリウッドザコシショウが演じるのは、投資詐欺グループの代表・檀野昭伸。12年前、詐欺被害者の1人が檀野を刺殺しようとしたところを、たまたま居合わせた土門が体を張って阻止した過去があり、土門にとっては因縁浅からぬ人物。その後、檀野は逮捕され有罪判決を受け収監されていたが、重病が見つかり、極秘入院していたという。

ミステリードラマに出演するのは初めてのハリウッドザコシショウは、本作の印象について「毎回欠かさず見てます!! ええやん、ええやん、ええドラマやん~!!」とテンション高めに明かし、ただ「セリフ覚えが悪いので、セリフの量など心配でした」と吐露。「でも、ハリウッドザコシショウのままでやれればいいと思いました」と、自身の持ち味である“アクの強さ”を生かして役作りしたことを告白。定番衣装である黒のテンガロンハットをアレンジした羽根飾りつきのゴージャスなハットと、紫の派手なスーツを身にまとったふてぶてしいカリスマ詐欺師として、セミナーで熱く演説するシーンや、土門に暴漢から守られるアクションシーンを熱演した。

沢口や内藤との共演には「どちらも初共演です。沢口さんはおキレイで、ええ香りを感じたかったですわ! は!? 内藤さんは気さくな方で、ものまねやってくれと言われました。やりませんけどね(笑)。うそですわ!」と語り、演技に仕事に関しては「お笑い要素をもっと入れていい役柄をちょうだいよ!」と満更でもない様子。また、「一人しゃべりのシーンがあるので注目するしかねえだな!? 皆さん、見るしかねえだろ?」と役者として真剣勝負したことをうかがわせた。

なお、最終回2時間スペシャルの予告では、沢口から「皆さまに重大なお知らせがあります」というメッセージが語られたが、“重大発表”とは!? 1999年に放送開始し、現行のテレビドラマで最も長く続いている長寿シリーズでありながら、常にチャレンジを続けてきた本作。season20という節目のシリーズのラストに、一体何が起きるのか。緊迫のストーリーはもちろん最後まで目が離せない。

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