壱岐市が避難所運営マニュアル作成 市議会

 壱岐市議会定例会12月会議は10日、一般質問で4人が登壇。壱岐市は自主防災組織による避難所の開設や運営が円滑に行われるよう、避難所運営マニュアルのひな型を作成する方針を示した。土谷勇二議員に久間博喜総務部長が答えた。
 9月に発生した台風10号に伴い、市は26カ所の避難所を開設。最大で1199世帯、2225人の避難者を受け入れたが、受け入れ可能数を超える避難所などもあり、12の自主防災組織がそれぞれ自主的に避難所を開設した。久間部長は「マニュアルの作成は緊急時の混乱を避ける上で大変有効。地域の実情に合わせ、各まちづくり協議会等でマニュアルの改良をお願いしたい」と話した。

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