13日(日)日本海側は雨や雪 太平洋側は広く晴れ ふたご座流星群の観測チャンス

 13日(日)は、日本海側では広い範囲で雨や雪が降り、雷を伴う所もある見込み。
 一方、太平洋側では晴れる所が多く、夜はふたご座流星群の観測チャンスとなりそうだ。

北陸では落雷や突風などにも注意

 13日は、日本付近は冬型の気圧配置となっていて、北陸から北の日本海側を中心に雨や雪が降っている。夜にかけては北陸付近に低気圧が近づくため、北陸を中心に雷を伴う所もありそうだ。落雷や突風などに注意が必要。
 また、夜遅くには九州北部や山陰など、西日本の日本海側でも雨の降りだす所がある見込み。

 一方、太平洋側では晴れや曇りの所が多くなりそうだ。ただ、東北には一部雪雲が流れ込み、けさは仙台で初雪が観測された。このあとも夜を中心に雪の降る所がある見込み。
 日中の気温はこの時季としては高い所が多くなるが、北陸から北の日本海側では昼間もほとんど上がらず、厳しい寒さになりそうだ。

今夜はふたご座流星群の観測チャンス

ふたご座流星群と放射点(14日1時頃の東京の星空) 出典=国立天文台ホームページ

 13日夜から14日(月)明け方にかけてはふたご座流星群のピークを迎える。国立天文台によると、今年は15日(火)が新月のため月明かりの影響はほとんどなく、観測にはかなり良い条件で、最大で1時間あたり55個前後の流れ星が見られるようだ。13日夜は太平洋側を中心に晴れて、観測のチャンスがある見込み。
 ただ、夜は昼よりもかなり冷えるため、暖かくして夜空を見上げたい。

(気象予報士・佐々木聡美)

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