意外とアナログな初氷の観測

けさも各地で厳しい冷え込みとなりました。
全国の7割以上の地点で最低気温が0℃未満の冬日に。この冷え込みで、初霜や初氷が観測された所もありました。
気象台ではさまざまな観測が行われていますが、初氷はなかなかアナログな方法です。
初氷の観測は、敷地内の観測機器が設置してある場所(露場)に金属製の洗面器のようなものを置いて、そこに水を張って観測しています。
その水の表面一面がうっすらでも凍ったかどうかを、職員の方が見に行って確認しているわけです。
なんとも古風な感じもしますが、そんな方法で観測が続けられています。
あすの朝も全国的に厳しい冷え込みが続きます。
雪が降っている所では路面凍結にご注意ください。

気象予報士・多胡 安那

画像について:18日の天気予報。

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