県内の交通事故、過去20年で最少 コロナ自粛で人出減

 今年、県内で発生した交通人身事故は大幅に減っており、過去20年間で最少となる見通しであることが20日、県警のまとめで分かった。19日現在4817件と前年同期比23.8%減少。新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛で交通量や人出が減ったことが要因とみられる。しかし死者数は同数の36人で、県警は「交通量が減ったことで運転者、歩行者双方の緊張感が低下している可能性がある」との見方を示す。

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