【バドミントン】全日本総合選手権 桃田が逆転勝ちで準決勝進出

桃田賢斗(代表撮影)

バドミントンの全日本総合選手権4日目(25日、東京・町田市総合体育館)、各種目準々決勝が行われ、男子シングルスで世界ランク1位の桃田賢斗(26=NTT東日本)が、下農走(23=トナミ運輸)を2―1で逆転勝ちし、26日の準決勝へ進出した。

第1ゲームは相手のスマッシュなどに苦しめられて落とし、2ゲーム目も序盤はリードしてもなかなか突き放せない展開が続いた。このゲームを何とか取って迎えたファイナル、1ポイント目を先取した際に思わず声を発するほど気迫を見せて8連続ポイントを奪うなど、地力の差を見せて勝ち残った。

試合後は「1ゲーム目は出だしから主導権をずっと握られ、気持ちで押されて自分のなかで不安な気持ちが大きくなった。ミスしないように消極的になった」と語ったが、「負けてもいいから後悔したくない。ミスしてもいいから押していこうと思った」とゲームの中で気持ちをうまく切り替えてつかんだ勝利を強調した。

© 株式会社東京スポーツ新聞社