小林よしひさ 急逝・今井さんとの最後の会話明かす「お礼をしないといけないのは私なのに」

今井さんを追悼した小林よしひさ

NHK「おかあさんといっしょ」で11代目体操のおにいさんを務めた「よしおにいさん」こと小林よしひさ(39)が29日夜、ブログを更新し、脳内出血で急死した10代目「うたのおにいさん」今井ゆうぞうさん(43)を追悼した。

小林は「突然すぎて あまりに突然すぎて 言葉が見つからなくて 正直、気持ちの整理がつかない状態です」と吐露。

ステイホーム期間中の4月にユーチューブで配信した「ぼよよん行進曲」のリモート合唱には今井さんも参加。小林は「コロナ禍に、私の思いつきで ゆうぞうさんに電話をしました。『リモートでぼよよん行進曲をやりたいです』 やり方や内容、配信方法など伝えて、お願いする前から… 『うん!もちろん、やろう!』 二つ返事の快諾をいただきました」と、今井さんとのやりとりを明かした。

続けて「この、『ぼよよん行進曲』は ゆうぞうさん、しょうこさん、まゆ姉、私の時代に生まれた月歌です。ゆうぞうさん無しでは成立しないと思っていたので、本当に嬉しかったです。完成の報告をした時には お礼をしないといけないのは私なのに 『よし君企画を考えてくれて、本当にありがとう!また、一緒に何かやろう!』 その電話がまさかゆうぞうさんとの最後の会話になるとは、もちろん思ってもいませんでした」と回想した。

小林は「後輩の私が言うのも失礼に当たるかもしれませんが、誰に対しても変わらない 嘘偽りがなく 純粋で、打算や損得勘定がない 真っ直ぐな方でした」と故人の人柄をしのび「ゆうぞうさん。本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします」と結んだ。

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