【東京女子プロレス】辰巳リカが王座奪取の次に狙う「オートロックの1LDK」

辰巳リカの夢は「引っ越し」だ

【取材のウラ側 現場ノート】東京女子プロレスのプリンセス・オブ・プリンセス選手権(来年1月4日、東京・後楽園ホール)で王者の坂崎ユカに挑戦する辰巳リカが、王座奪取を機に生活水準をアップさせる。

同期の坂崎とはプロレスラーになる前も音楽ユニット「DPG」に一緒に所属し、そこから共に東京女子に入団した。「7年前にユカちゃんに誘われてプロレスラーになった。そのユカちゃんと神聖なイッテンヨンに後楽園ホールでタイトルマッチを戦えるのはうれしい」と闘志をみなぎらせる。

得意技はリングネームの辰巳(たつみ)にちなんで練習を重ねたドラゴン殺法。互いに手の内を知り尽くしたタイトル戦だけに「新しい技を出せるかどうかがポイント。ドラゴン殺法も新しいものをお見せできれば…。ドラゴンリングインで機先を制するとか、ドラゴンストップとか」と不敵な笑みを浮かべた。

2021年の目標が「引っ越しです」。現在、駅から徒歩15分以上で家賃約5万円のワンルームに住んでいると告白し「やっぱり駅から徒歩5分、風呂トイレ別で洗面台がついていてオートロックの家に住みたいです。今マンションの1階なんで防犯のことを考えると2階より上がいい。エレベーターもあると助かります。間取り? できれば1LDK。昨日の晩ご飯? ペッパーランチです」と語った。

そのためにも「引っ越すためにも王者になって、稼ぎたいです。ユカちゃんを倒してコロナも収まれば、海の向こうで(米国団体)AEWにも出場できるかもしれないし」ときっぱり。目標に向け、まずは同期のライバルを蹴散らし最高の形で21年をスタートさせる。

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