コロナ陽性の桃田賢斗 正月番組出演も直近2週間は収録なし

コロナ陽性が発覚した桃田賢斗

バドミントンの男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(26=NTT東日本)が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性となった件で、所属のNTT東日本は4日、本紙の取材に「本人に症状はありません」と話した上で、直近2週間の足取りについて「(12月)22日からは全日本総合(バドミントン選手権)、28日に部の活動納め、その後は家族と過ごしています。この間、テレビの収録もありません」と明かした。

桃田はタイ・バンコクで開催される「ヨネックスオープン」(12日開幕)、「トヨタオープン」(19日開幕)への派遣に向け、成田空港から出国前にPCR検査を実施し、陽性反応が判明した。

その一方で年末年始には複数のテレビ番組に出演。大みそか放送の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時」(日本テレビ系)、2日放送の「新春大売り出し! さんまのまんま」(カンテレ・フジテレビ系)、同日放送の「夢対決2021 とんねるずのスポーツ王は俺だ!! 5時間スペシャル」(テレビ朝日系)などに出演し、周囲からは「大丈夫なのか?」と不安の声が上がっていたが、いずれもコロナ禍が今ほど深刻になる以前の収録。十分な感染対策も施されていたとみられる。

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