【新型コロナ】横浜で70代男性死亡、175人感染 港南消防署隊員も

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は6日、入院していた市内に住む70代男性が死亡した、と発表した。また、10歳未満~90代の男女175人の感染を新たに確認した。70代女性が中等症、161人が軽症または無症状で、13人の症状は分かっていない。104人の感染経路が不明という。

 市によると、死亡した男性は12月5日に発熱があり、同15日に医療機関を受診。PCR検査で陽性が判明。入院したが、同29日に新型コロナによる肺炎で死亡した。慢性閉へい塞そく性肺疾患や高血圧の基礎疾患があったという。

 クラスター(感染者集団)関連では、元気会横浜病院(同市緑区)で入院患者の90代女性、障害者通所施設で利用者の40代女性の陽性が新たに分かり、感染者数はそれぞれ82人、12人となった。

 また、市は市消防局港南消防署の30代男性隊員の感染を公表。職場内での濃厚接触者はいないという。

© 株式会社神奈川新聞社