長崎県庁 きょうから入館の前に検温 サーマルカメラ設置

3階出入り口に設置されたサーマルカメラ=県庁

 長崎県は新型コロナウイルス感染症対策として本庁舎の計4カ所に「サーマルカメラ」を設置し、7日から、入館する職員や一般来庁者を検温する。37.5度以上の発熱があれば、解熱後の来庁などを求める。
 1階正面出入り口(行政棟側と議会棟側に各1台)、北側時間外通用口、守衛室前、3階出入り口に計5台を設置。これに伴い、その他の出入り口は閉鎖する。
 カメラは37.5度以上の発熱を検知すると警告音を発する。係員が非接触型体温計などで再度検温し、37.5度を下回れば入館できる。上回れば解熱後の来庁を求めるが、どうしても必要な用務があれば電話での対応や、個別場所での担当者対応を案内する。
 出入り口の一部閉鎖は、県内の感染状況を5段階で示すステージが下から2番目の「2」(感染者漸増)になれば解除する。現在は「4」(特定圏域などでの急増)。

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