長崎県内小中高で始業式 大雪で臨時休校も

5年生の児童代表の目標を聞いて拍手する1年生=長崎市立桜町小

 長崎県内の多くの公立小中学校や高校で8日、3学期が始まったが、長崎市内では大雪の影響で公立小中学校107校のうち15校が臨時休校。始業式の開始時間を遅らせるなどして対応した学校もあった。
 長崎市勝山町の市立桜町小(464人)は始業式を40分遅らせてスタート。新型コロナウイルスの感染防止のため体育館には集まらず、池田敏彦校長が放送室から各教室のモニター画面を通じて「思いやりを持って人と触れ合い、思いやりに感謝して過ごしてほしい」と児童に呼び掛けた。5年生の児童代表2人も3学期の目標を発表した。
 1年生の教室で聞いていた井ノ上絢菜さん(7)は「上手に長縄が跳べなかったので今年は跳べるようがんばりたい」、古賀優彩(まあや)さん(7)は「先生や友達にたくさんあいさつをしたい」とそれぞれ話した。

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