武豊 アンカツと新春対談「ここ10年ではベストな年にしたい」

恒例の新春対談を行った武豊(左)と安藤勝己氏

JRA日本中央競馬会のレジェンド・武豊騎手(51)と、本紙GI指南でおなじみの元騎手“アンカツ”こと安藤勝己氏(60)が、関西テレビの競馬バラエティー番組「うまんchu」(土曜深夜1時15分~、関西ローカル)に出演。新春特別企画として〝レジェンド対談〟を繰り広げる。

2人がビール片手に競馬界のテーマを語る人気企画も今年で4回目。9日、16日、30日の3週にわたり「〝史上初〟が相次いだ2020年の競馬界」「21年の目標」などについて語りつくす。

武は昨年、50代になって2年連続の100勝を達成。気持ちについては「何も変わらない」としつつ、トレーニングはほぼ毎日続けていることを明かした。一方で、52歳で引退した安藤氏は現役時代トレーニングをまったくしなかったといい「それはすごい」と感心した。

競馬界はコロナ禍においても無観客で開催を維持した。武は「昨年はいろんなアクシデントがあったけど、競馬の世界は頑張った年だったと思います。やっぱりファンのありがたみを改めて感じたので、今年はさらにいいレースを提供しなきゃという思いが強いです」とファンに感謝した。

今年の抱負については「ここ10年ではベストな年にしたいなというのがあります。52歳の年ですけど、もう一度という思いがありますね。日本ダービーとか凱旋門賞とか、そういう目標もあるので。(期するところが)あります」と大レース制覇に意気込み。

続けて「笑顔で一年を終えられるよう、ああ、いい年だったなって言いたいですね。またこの時期に、このメンバーで楽しい思い出がいっぱい語られるような年になればいいなと思いますね」と語った。

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